地理情報開発

不要な部分のオブジェクトを消去しますので、特に大きな地図データのごく一部分だけを使用するような場合、一気にデータ量を削減できます。操作のレスポンスも軽快になり、快適にアートワークの編集を行えるようになります。

Illustratorのパスファインダ機能と異なり、塗りのないオープンパスも自在に切り抜きが可能です。

アートワークのレイヤー構造は、切り抜き後も切り抜き前と同じです。パスファインダのように、1レイヤーになってグループ化されてしまったり、余計なクリッピングマスクが作られてしまうことはありません。レイヤーを利用して整理したアートワークは、切り抜いた後もそのままスムーズに編集することができます。

切り抜き範囲はパスを描いて指定しますので、正確な設定が可能です。切り抜き実行後に残す部分を、切り抜き範囲の「外側」にするか「内側」にするかを選択することができます。両者を併用することで複雑な切り抜きにも対応します。

ドキュメントに配置されているピクセル画像は、正立する埋め込み画像の場合は画像自体が切り抜かれます（モノクロ2値画像を除く）。リンク画像や回転などがかかった画像の場合は切り抜き範囲でクリッピングマスクが作成されます。

• 正立した長方形の形状で切り抜く場合が処理は高速となります。
• テキストオブジェクト及び単独のシンボルオブジェクトは、オブジェクト単位で残すか削除するかが決定されます。例えばひとつのテキストの一部の文字列を残すような切り抜きは行われません。
• メッシュ、エンベロープ、ライブペイント、グラフ、シンボルセット、3Dなど特殊なオブジェクトは切り抜き対象外です。
• ブレンドや効果などは、外観を維持するためには実行前に分割・拡張することが必要な場合があります。
• 切り抜き前後でパスの方向が反転する場合があります。
• オブジェクトのアピアランスによっては、切り抜き前後で見映えが変わる場合があります。
• 切り抜き対象のグループ・クリッピングマスク構造があまりに複雑な場合、正しく切抜きが行われない場合があります。

• 対応バージョンのAdobe Illustrator日本語版が、その必要システム構成上で正常に動作していること。
• 扱うデータ量が大きい場合はなるべく高速のCPUを搭載したPCをお勧めします。
• バージョン2.6のMacintosh版はIntel CPUとApple Silicon (M1・M2・M3等)どちらでもネイティブ動作します。
• バージョン2.5のMacintosh版はIntel CPU用です。Apple SiliconではRosetta環境で動作します。
• バージョン2.5のWindows版は、CC2018以降には64bit版のみ対応です。
• 1ライセンスにつき1台のPCで使用できます。
• サポート対応にはインターネット接続環境が必要です。
• 初回起動後60日以内にインターネット経由またはFAXによるライセンス認証が必要です。

各製品のマニュアルを下記のリンクからダウンロードできます。ご購入の検討にもご利用ください。

• 修正版は当該製品をご購入いただいたユーザー様向けです。お持ちの製品のソフトウェア使用許諾内容に従ってご使用ください。
• お求めの時期によっては、既に修正版が製品に含まれている場合があります。
• バージョン番号のリンクをクリックしてダウンロードしてください。
• ダウンロードしたzipファイルを解凍してご利用ください（ご使用の環境設定によっては自動で解凍される場合があります）。

PlugX-Clipper2.5をお持ちのお客様はPlugX-Clipper2.6をアップグレード優待価格でご購入可能です。こちらのフォームからお申込みください（お持ちのPlugX-Clipper2.5のシリアル番号が必要です）。